着るならストーリーのある服を,※長文注意

18.06.08

ファストファッションが台頭して来て、ファッション業界も大きな変化が起きました。

 

正確にいうともっと前からだけど。

 

高いお金を払って洋服を買う事で得られる優越感より安くてもよりオシャレに見せる事でフォロワー数を増やすことの方に優越感を感じる時代。

 

変わらないのは、今も昔も個性が大切ってこと。

 

 

昔は各メーカーやセレクトショップなんかも、トレンドよりもブランドの個性や特色。セレクトは他店にはないセレクト!

なんかがもてはやされたりしていましが、今はネット時代で世界中どこにいたって買えないものの方が少ない時代。

 

そりゃ、どこのメーカーやセレクトショップも横並びの洋服になりますよね。

 

けど、僕は古着やVINTAGEと呼ばれるジャンルからファッションにのめり込んだルーツがあるので、この『横並びの洋服』に違和感を少々覚えたりします。

 

 

それは、なぜか?

 

 

古着やVINTAGEには、ストーリーがあったから。

 

 

なんじゃないか!?って最近思ったりします。

 

アメリカ古着に魅了されてましたから、このT-SHは当時どういう人が着てたんだろう〜?とか、どんな発想でこんなデザインの洋服作ったんだろう〜?当時の時代背景から考えるとこんな服があって当たり前だよな〜とか。。。。

 

この思考から考えると、僕は当時から『服を買う』というより。

 

 

ストーリーを持った服

 

を買っていたんだなって思います。

 

 

そこに感化されて入った業界だから、セレクトするときもデザインするときも、常にその服にストーリーがあるか!?を前提に考えます。

 

セレクトするときはストーリーを探すし、デザインするときはストーリーから考える。

 

今回のMAISON Re:TAILOR/メゾン リテイラーのジャケット2型もそう。

 

 

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リリースされたばかりのジャケットにも、もちろんストーリーがあります。

 

今回のテーマは、『デニミングスタイル』。

 

=デニムスタイルのことです。

 

古着出身の自分にとって外すことのできないアイテムは、やっぱりデニム。

ジーパンってやつです。

 

 

これには、のめり込みました。

 

当時、SOUTH ROADというブランドのデザインとディレクションをさせてもらっていたのですが、その時もVINTAGEのジーパンを解体して生地から糸状にして、糸の太さから研究して岡山県まで足を運んで工場の人と話してオリジナルのデニム生地を製作したりとかなり本気モードでのめり込んだりしました。

 

そんな、大好きなデニムがテーマになっています。

 

 

では、早速アイテムのご紹介。

 

 

 

 

MAISON Re:TAILOR / メゾン リテイラー DENIM TAILORED JACKET  INDIGO=¥45,000

 

 

 

 

 

MAISON Re:TAILOR / メゾン リテイラー TAILORED JACKET  GRAY=¥45,000

 

 

こちらの2色。

 

 

・ストーリー

 

BetheLの名前の由来、ストーリーはそこに遡ります。

BetheLという店名の由来は、1969年アメリカ・ニューヨーク州サリバン郡べセルで行われた“ウッドストック”という伝説的超大型野外フェスの開催地から名前を引用しております。

その“ウッドストック”が開催された時、約50万人の観客を動員していましたが、多くの若者が自由の象徴として”デニム”を履き、平和を願いました。

いつの時代もファッションとは切っても切り離せない”デニム”と言う存在。BetheLとも切っても切り離せないのが”デニム”。

デニムの表地である”インディゴカラー”、そしてデニムの裏地にある”ライトグレイカラー”。

今季は、デニムをイメージさせる上記の2色にスポットをあてたテーラードジャケットをご用意。

一つ目は、デニムのインディゴをイメージしたデニム生地のテーラードジャケット。

二つ目は、デニムの裏地をイメージした“ライトグレー生地”を採用。

デニミングスタイル(デニムスタイル)=BetheLスタイル。

 

こんなBetheLの原点にも触れるストーリーがこのジャケットの裏側にあったりします。

 

 

まずは、デニムの表面のインディゴカラーを表現するデニム生地のジャケットをご紹介。

 

 

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コットン 95%、ポリウレタン 5%のストレッチデニムを採用しています。

とは言え、そのデニムの表情はコットン100%とも引けを取りません。

 

 

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こちらがそうです。

 

僕が着用しているのは、自分の私物用に作ったものなので一度水通しをしています。

 

 

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デニムなので、オフホワイトやホワイト系・ベージュ系との愛称は非常にいいです。

 

ジャケパンスタイルにオススメ。

 

 

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中にトーンの違うデニムシャツを着ることで、ジャケットとの色のコントラストが映えます。

ジーパンのステッチとして定番の色、オレンジやイエローを差し色に使うことでカジュアル感を演出できるのもポイント。

 

 

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バックスタイルは、センターベンツ。

MAISON Re:TAILORでは、着丈をヒップのちょうど半分くらいをご提案しております。

シワや生地の『寄り』が出やすいですがこちらが逆にポイントであり、デニムらしさでもあると考えています。

 

 

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ボタンも重要。

 

 

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こちらのシューズも、MAISON Re:TAILOR

 

もちろん、オーダーです。

 

 

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それでは、お次はライトグレーカラーのジャケットへ。

 

 

 

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デニムがストーリーにあるとは言え、こちらはデニム素材ではありません。

デニムの裏面のカラーであるグレー。

 

そこをイメージして春夏らしくライトグレーをチョイスしております。

 

 

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先ほどのデニム生地とは打って変わって、こちらは気品溢れるウール100%。

ウールと聞くと、秋冬素材のイメージをされる方も多いかもしれませんが基本スーツ生地はウールが主です。

しかし、春夏シーズンなので使用しているウールのグラム数は非常に低く夏でも涼しく着用できる素材となっております。

 

 

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こちらも、デニムシャツと好相性です。

 

 

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バックスタイルは、サイドベンツ。

クラシカルな印象に仕上げています。

 

 

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オフホワイトのボトムスをチョイスすると気分も明るく涼しげな印象。

秋なんかはブラックのボトムスと合わせることで季節感を演出できます。

 

 

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デニムとは違い落ち着いた印象。

 

 

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こちらもシューズもMAISON Re:TAILORのオーダー。

 

 

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胸元には、FixPon/フィクスポンのチーフ。

こちらは、ポケットに入れるだけでこなれたチーフスタイルが演出できます。

 

 

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ストーリーを持った洋服。

皆さんの目には、どのように映ったのでしょうか?

 

大量生産・大量消費の時代から、自分のライフスタイルに沿ったストーリーのある洋服にシフトして見ませんか?

 

 

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今までとは違った価値観のライフスタイルを経験することができるような気がします。

 

 

 

MAISON Re:TAILORの商品ページはこちら

http://bethel-by.com/?mode=cate&cbid=2352629&csid=1&sort=n

 

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あなたは、どちらを選びますか?

 

 

お好みに合わせて自分のスタイルを見つけてください。

 

 

オフショット。

 

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楽しい撮影だった。

 

 

そんな楽しい撮影場所を提供してくれたのは、こちら。

 

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Northern Kitchen

 

ホテルの2Fにある北海道産の食材をふんだんに使用したレストラン。

 

今では、女性たちからのランチの支持がとても熱く『美人ランチ』なるものがとてつもない人気を博していました。

 

自分も撮影時にいただいたのですが、大満足の内容でした。

 

是非。

 

 

そして、この撮影をしてくれたカメラマンは、こうへい君。(@kohheisugimoto)

 

若いのに、しっかりしててイケメン。笑

 

 

これからに期待できますね。

 

 

色々な方の協力もあって実現していることに感謝です。

 

 

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是非、袖を通してみてください。